スポンサーリンク

CIAフォーラム研究会報告No.e9(CIAフォーラムFSFR)として、『ビックの理解と監査』が2017年4月に公表されました。
CIAフォーラム:CIA資格保持者の研鑽及び相互交流を目的に活動する、一般社団法人日本内部監査協会(IIA-JAPAN)の特別研究会である。
この報告は、内部監査に必要となる視点から、ビックデータの概念を説明し、ビックデータの監査を計画する際に考慮するべき主要なリスク、課題及びコントロールの事例(「重要リスク」の章)も掲載されており、非常に有用なレポートとなっています。
「重要リスク」の章において、プログラム・ガバナンス、技術の可用性と性能、セキュリティとプライバシー、データ品質・管理・報告の視点から「重要リスク」「統制活動(コントロール)の事例」が掲載されています。
また、「付録D.ビックデータ監査業務を計画すること」では、監査手続書を作成する際に参考となるヒントを具体的な監査目標が例示されており参考になります。
その他に、ビックデータを使用した監査・アドバイザリー活動を支援するデータ分析に関する情報として他に「グローバル・テクノロジー・オーディット・ガイド(GTAG):データ分析」があり、あわせてこちらも参考になります。