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【IPO】グレーゾーンを知る


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昨今、ベンチャーを中心として従来、営利企業が活動すると想定されてこなかった分野に進出する企業も出てきました。

特に、Fintech分野やヘルスケア分野におけるベンチャーの進出には目を見張るものがあります。

新しい分野の進出にあたり、重要なことが、その分野におけるレギュレーション(規制)を知るということになります。

まずは、ブラック(規制違反)となる範囲をしっかりと確認しないと、ホワイトゾーン(問題なく活動できる)やグレーゾーン(規制が直接ないものの、規制の趣旨を鑑み活動する制限する必要があるゾーン)がわからなくなります。

IPOを目指す場合には、レギュレーション(規制)の確認が甘かったために上場審査の段階で問題なるケースがあり慎重になる必要があります。

従来、他の企業が進出しなかったのには、何らかの理由があります。

単に、市場が未成熟だったケースや進出しようとする技術・リソース不足が原因とされるケースだと良いのですが、レギュレーション(規制)が存在し、厳しい場合には、留意する必要があります。

取り締まりが厳しくないからといって安易に進出する場合もあるようですが、市場が拡大していざIPOが目前になった時に、レギュレーション(規制)の違反が問題になるケースもあるようです。

新しい分野には、当然、技術を悪用しようとする方もおり社会問題化した場合には、IPOが難しくなります。

ベンチャーにとって迅速に行動することは、非常に重要です。

レギュレーション(規制)を知ることは、一見行動を制限するように思えますが、市場が大きくなってから違反が発覚し方針を転換するよりは結果的には、早く結果を残すことができます。

レギュレーション(規制)を知るために、IPOやその分野に熟知している弁護士の協力は必要です。また昨今では、会計基準が未整備の分野にも活動領域が広がってきており、企業会計に熟知した会計士の協力も必要です。


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公認会計士(CPA)・公認内部監査人(CIA)・公認情報システム監査人(CISA)・公認不正検査士(CFE)・税理士

代表 小田陽一
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